
THE POWER SOURCEの5曲目、イントロはあまりパッとしない感じ、メロディーのところは結構お気に入り。とくにサビに入る前の軽く盛り上がるところはいいね〜。
そのあとのサビは、「正直ど〜なのよ・・・微妙じゃね?」って第一印象でした。でも、聴いているうちに、変な音程だなぁって感じもどんどん受け入れられるようになってきて、今ではそのサビの部分もお気に入りです。
クラシック、くじら12号、そばかす等、大ヒット曲がたくさんあるアルバムの中では、あまり目立たないどちらかというと地味な曲だけど、俺はこういう曲で気に入る曲もあるんだなぁ、って感じで、結構好き。
っていってもそこまでいい曲な訳じゃないんだけどね。この前書いたラブリーベイベーなんかに比べると明らかに微妙だし。
話は変わるけど、アルバムの真の良さってこのあたりの曲が勝負だと思う。1曲や2曲良い曲があってもしょうがなくて、それが増えてくるといわゆる「いいアルバム」になってくるんだけど、百枚も二百枚もアルバム聴いてくると、その中で本当に好きになる名盤はそれだけじゃ足りないと感じるんだよね。で、たとえば、12曲入ってるアルバムで、12曲ともサイコー!!っていえるアルバムは俺が聞いた限りではない。強いて言うなら、レミオのetherやドゥーアズのNEW WORLDなんてのはそれに近いものだったけど。
やっぱり、名曲ぞろいだっていうアルバムにも、1〜2曲くらいは微妙さを感じる曲が出てくるわけ。でも、そんな曲に、俺がこのHappy?に感じたような「あ、いいかも」っていう感覚を持てるようになると、そのアルバムは自分にとっての名盤だと感じるんだよね。あんまり万人受けしそうもない曲によさを感じることが出来ると、それだけ思い入れの強い曲になるしね。
なんだかんだでジュディマリのアルバムもファーストアルバム以外全部聴いたことになるんだけど、THE POWER SOURCEは凄い!!